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「初めまして」なのに懐かしい [日記]

去る3月11日に起こった東日本大震災の直後の14日から行くはずだった宮城出張。

こちらの都合や先方の都合でなかなか行けなかったのですが、ようやく7月になって訪問が実現しました[るんるん]

宮城でも山間部になるため、津波の被害はないものの、震度は「7」を記録し、建物被害はあったエリアです。

訪問当日はお天気も良く[晴れ]、夏の暑さを感じる気候。

震災以来初めて東北新幹線[新幹線]に乗りました。

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新幹線も復興にはなくてはならない交通手段ですね。
このころは震災による特別ダイヤで運行していました。


仙台に近づくにつれて屋根をブルーシートで覆っている家が多くなってきて、ここが間違いなく被災地であることを実感。

古川駅で乗り換えましたが、古川駅周辺は道路が隆起するなどの被害があったということです。


電車で降り立った街は温泉街。

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あの震災があったとは思えないほど静かな時間が流れていました。

取引先の方々の無事で元気な姿を見て本当に嬉しかったですし、先方も「雪[雪]があった季節から夏[晴れ]になっちゃいましたね」と笑って話をしました。

ようやく

「会えました」



震災直後「いったいいつ行けるのか・・・[ダッシュ(走り出すさま)]
と思っていましたが、やっと行けました[わーい(嬉しい顔)]

3日間の仕事を終え、帰りの電車に乗るために駅まで送っていただきました。
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私以外に同じ駅から乗る乗客はいません。
この温泉街もかなり震災後観光客が減ってしまったとのこと。私が宿泊した旅館は震災直後から被災者の方を受け入れていらっしゃいました。

「みんなで助け合って復興していかないといけない」と、改めて感じました。


電車が古川駅に着くと、こんな案内がされていました。

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まだまだ沿岸部の被災状況は深刻です。

取引先の方のご親族は石巻で津波に飲み込まれ、小さなお子さんを残してお母さんは亡くなり、お父さんはまだ見つかっていないとのこと。
残されたお子さんはおじいさま達が保護していますが、おじいさま達にとっては我が子(お子さんの父親)が見つかっていない上に、残された孫の世話をすることとなり、つらい状況であり親戚として心配している、とのことでした。


実際に被災地に赴き、被災者の声を聞いて、この震災が甚大であることを再認識しました。

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